-- 一緒に制作する中で何かエピソードはあります?

HIKIDA 「BE MY FRIEND」は猪狩からそういう曲を作りませんか?と言われたんですよ。

猪狩 あの曲は簡単でしたね。制作しているときにテーマがあると作りやすいと言ってたんで、「友達になってよ」みたいな曲はどうですか?と提案したんですよ。スタジオで2、3周ぐらいやってできましたからね。あと、俺は「MUSIC」が好きですね。最初はめっちゃハードやけど、突然サビで世界が一変するし、サビ前の何やったっけ?

EGACCHO 「カルテットの誕生だ」(「MUSIC」の歌詞)ね。

猪狩 それとかほんまに頭おかしいんちゃうかなと思ったし、次の「パッションの竜巻だ」の歌詞も付いていかれへんと思ったけど、聴いたらいい感じなんですよね。

全員 ははははは。

猪狩 この曲は共同で作って、両方のいいところが出たんちゃうかな。今回のマスタリングはHowieさん(PANTERA、SLAYER、RANCID、NIRVANAなどのエンジニア)がやってくれたんですけど、自分が好きなバンドばかり手がけている人で、音を聴いたときは嫉妬の嵐でしたからね。今は逆に俺がSHIMAを追いかけてる状態ですからね。

全員 ははははは。

猪狩 俺、次のマスタリングはHowieさんを使うんちゃうかなって。まだわからないですけどね。

EGACCHO 猪狩から一流の音に触れてほしいと言われて、それにも刺激を受けましたからね。

猪狩 世界一の音に触れたら、違いがわかりますからね。今回のマスタリングを聴いたときに、ギブソンの59年ものとか2千万ぐらいするレスポールを聴いたような感覚でしたからね。今回のマスタリングは想像の上を行きました。

-- では、最後になりますけど、今後のSHIMAに臨むことはあります?

猪狩 いやいや、全然ないですよ。僕の役目は終了しました。

全員 ははははは。

猪狩 このアルバムのツアーが楽しくなったらいいなと。

HIKIDA 11年目にしてワクワクしてます。スタジオで新曲を合わせたときも、バンド組み立てみたいな感じですからね。普通に「かっこいいー!」とか言ってるから。

猪狩 やばっ!(笑)。「LINDAMAN」とかライヴでどんな反応なんですか?

EGACCHO 最初に小倉FUSEでやったときもめっちゃ反応良かった。

明生 いきなりガツン!と来たもんね。

猪狩 マジっすか!

EGACCHO 最初の「リンダマン リンダマン〜♪」のところでリフトが発生して(笑)。

明生 猪狩が言った通りや!って。

猪狩 リフトが発生して、次の「リンダマン リンダマン〜♪」でみんながガーッ!とアホみたいに転がりますよって言ってましたからね(笑)。

HIKIDA ライヴでプレイしても、マジでかっこいいと思ってますからね。

-- その気持ちがまたお客さんにも伝わるんでしょうね。

EGACCHO 昔から観ているお客さんもめっちゃ良かった!と言ってくれてますからね。そう来るんかなと思ったら、本当にそう来てくれたから、めっちゃテンション上がったと。いままではただお客さんの予想を裏切り続けることだけがかっこいいと思ってましたからね。

HIKIDA すぐに曲を変化させちゃうんですよね。猪狩は「同じフレーズの繰り返しでいいじゃないですか」と言ってくれたから。僕はすぐに変拍子とか、いらんことをするんですよ。

猪狩 それで結果的に怖い怖いってなるんですよ(笑)。

HIKIDA ほんとに今回の曲たちをプレイするのが楽しみで仕方がないですね。

SHINYA 新しいエッセンスも曲に入ってるから、ライヴのリアクションもまた違うと思うので、ツアーは楽しみですね。

EGACCHO 熱量はさらにガツン!と上がると思います。

Interview by 荒金良介
Photo by Akira”TERU“Sugihara